司令塔にして最前線、
会社の内外から
信頼を集めるベテラン。
川田喜郎
工事部の部長として、部内に的確な指示を発し、数多く寄せられる予算実行書などの管理を行うかたわら、自身も一人の施工管理者として仕事をこなす川田部長。「私の背中を見て学んでほしい」という教育方針の裏側には、マニュアル仕事では決してこなすことのできない、「施工管理」「現場仕事」の極意を知る、ベテランのスタイルがあった。
あなたにとっての働きがいって?
ユタカ研装で25年にわたって施工管理を行っています。その中で思うのは、何よりもコミュニケーションの大切さ。
現場であれば、得意先と協力会社の相性や、現場の状況に合わせた人選など、人を見てコミュニケーションを図りながら判断すべき状況が日常的に発生します。
今でこそ熱絶縁の業界では名の通った企業に成長したユタカ研装ですが、私が入社したころは、まだまだ駆け出しの企業でした。私も、当時私とお付き合いいただいている企業の担当者様も、若く経験の浅い方がほとんどでした。現在では、その担当者様方は部長や専務、時には社長として、企業を牽引する立場になっています。私は幸いにしてその方々と、長年にわたって共に仕事を続けてこられた、つまりは施工管理を通して信頼を培い続けてこられたわけです。
信頼を積み重ねるのには長い時間が必要ですが、崩れるのはほんの一瞬です。今も、多くのお客様や協力会社に支えられるユタカ研装は、これからももっと成長し、仕事の規模を大きくしていく必要があります。それを支えるのは、現在の若手社員や新人たち。私がそうしてきたように、彼らにも長きにわたって、信頼ある取引が行えるパートナーを見つけてほしいと思っています。そのための手助けをすること、そして次世代を担う若手の仕事ぶりを見て行くのが、今の私の働きがいかもしれませんね。