絶縁工事とは、建物や工場の冷暖房や上下水道、生産設備に関係する配管やダクトを、主にガラス繊維でできた保温材を使って熱が逃げないよう包む工事を指します。
熱絶縁工事の使命は、熱を作った場所からそれを必要とする場所まで、熱のロスなく届けること。そこから外気と配管やダクトの温度差によって生じる結露を防止することも重要な課題です。さらにこうした施工に付随し、保温材を使って音を吸音させたり、遮音材を使って音を遮音することも我々の守備範囲となります。
建物の内の熱や音を求められる通りに操ることは、快適な住空間や作業空間を作るだけでなく、エネルギーの効率的な利用にもつながります。
こうしたことから、現在では環境保全などの観点からも大きな注目が集まっています。